ミュンヘン出張でのパズル第二弾は、右の写真のような立体パズルである。Mind Jewelというらしい。
プラスチック製のカラフルな正12面体の立体を崩したものを元に戻すという点では、前回のスネークパズルと同様のパズルである。
崩してそのままの状態だと元に戻すのは思いのほか簡単。というのも、そのままだと元に戻す経路が一通りなので、ほとんど迷わなくてもいいからである。ラボに置いておいたら、スネークパズルに手こずっている学生が「これは簡単でいいですね!」と。
しかし、実は難しくできるのだ。以下の図のように、正五面体のパーツをつなぐヒモが複数の辺にまたがっている部分がある。つまり、ヒモの位置をずらすことにより、経路が一筋縄ではいかなくなるのだ。
from Jaap's Puzzle page (http://www.jaapsch.net/puzzles/mindjewel.htm) |
実際、ヒモの位置を適当にずらしてバラしてラボに置いておいたら、しばらくは完成していなかった(が、完成は時間の問題)。
(ちなみにこの図の出典であるJaap's Puzzle pageでは、このMinde Jewellの経路の数を計算したりしているだけでなく、膨大な数のな立体パズルについてびっくりするぐらいの考察をしている。→たとえば、スネークパズル)
Youtubeでの動画も発見した。これを見るとパズル組み立てのイメージが理解できるであろう。
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