2012/08/14

柔らかくて透明なタンパク質模型(2)

 (以下つづき)


 実はこの模型については今年初めの構造生命科学のシンポジウムで郷通子さんが紹介しているのを見て「へぇ〜」と思ったのが最初である。その後、2月の神戸出張の際、川上さんから直々に実物を見せてもらって感動し、その後試作品を川上さん経由で作ってもらって自分でいくつか持ってもいる。持っているのはリゾチーム、リボヌクレアーゼと阻害剤タンパク質の複合体(1dfj)。本当はGroEL、GroESも川上さんはもっており、それがほしかったが、分子量6万のGroELサブユニットを14個作るのはたいへんすぎるので断念した。以下のyoutubeでGroEL/ES複合体をばらすようすを見ることもできる。(写真、youtubeは川上さんより提供)


  もっと早く紹介したかったが、論文が公開されてからお願いします、ということだったので今になったが、今後宣伝していきたいと思う。

 川上さんにパズルを作ったらどうだ、とコメントしたところ、既にできている、ということであった。


 

0 コメント: