2012/09/29

陸上界での「シャペロン」


 陸上の話し。ロンドンオリンピックが終わって一ヶ月以上が経つので乗り遅れた感もあるトピックスだが、陸上界にも「シャペロン」と呼ばれる役目の人たちがいるらしい。さて、何をしている人たちでしょう?

 答えは、ドーピング検査場までの付き添いと監視を行うボランティアのことだそうだ。陸上での「シャペロン」はドーピング検査を受ける選手が何らかの不正を行わないように付き添って監視するためらしい。

 さっそく、このブログの「流儀」にしたがって、タンパク質シャペロンになぞらえてみよう。

 シャペロンにフォールディングを助けてもらう基質タンパク質が勝手に悪さ、例えば本来と違う構造にフォールディング?、をしないように監視するのもタンパク質シャペロンの役割であるから似てると言えなくもない。 ちょっとこじつけかな?

7量体リング再び(ミュンヘンその3)


 あっという間に前の更新から一ヶ月以上が経っていた。ミュンヘンではもう一つこのブログに載せるべきおもちゃを入手していたので紹介したい。

と言っても、何度か出したことのある幾何学おもちゃのバリエーションである。くねくねと曲がった針金が組み合わさってさまざまな立体を作ることができる。

7つが単位であり、シャペロニンGroEL型だ。


 これまで紹介してきた(→7量体リングシャペロニン、→8量体シャペロニン?)のと基本は同じだが、星形の出っ張りがあるので、できる立体の多様性が拡がるし、きれいである。



 この幾何学おもちゃもミュンヘンのドイツ博物館のショップで購入した。