2013/04/28

加藤山

 今回も東工大キャンパス案内。昨日のエントリーに引き続き「山」である。何とキャンパス内にある加藤山の紹介。

 加藤山はグーグルマップなどには載ってなく正式な山ではない(と思われる)。昨日の「横浜市緑区 高尾山」から続く尾根がキャンパス内に延びていて、その尾根沿いを大学が散策路として整備した際に付けた名前なのだろう。


 地図を拡大すると出てくる等高線を見るとちょっとした山っぽくなっているのがわかる。なお、加藤山の名前は加藤六美 元東工大学長に由来するらしい。

地図に描いた赤い尾根部分が散策路だ。端から端まで徒歩5分もかからない短い散歩道だが、他に歩くところもないキャンパス内にあって気分転換にはもってこいの場所である。

ちなみにこの加藤山、整備されたのは割と最近のようでぼくが大学院から助手時代には名前など付いておらず、散策路もない名もない山だった(山菜採りなどで山に分け入る職員はいると聞いたことがあるが)。

今では、しっかり東工大のサイトにも載っている。
→ 東工大キャンパスライフ (ページ真ん中あたり)
→ すずかけ台イラストキャンパスマップ(東エリア)

加藤山へはすずかけ台キャンパスのあちこちから「登山道」が準備されている。学食・生協のそばからは次の写真のような趣深い道も作られている。ちょっと登ってみたくなるでしょう?


 今年5月18,19日のすずかけ祭(オープンキャンパス)では一般のお客さんにも開放するそうだ(と言ってもふだん入るのに許可がいるわけではない)。「(横浜)高尾山」は学内からはアクセスできずキャンパス外の道をかなり遠回りするよりないが、加藤山は気軽に楽しめるのでぜひどうぞ。

2013/04/27

もう一つの「高尾山」

桜の季節が終わり、研究室から見える緑も濃くなってきた。新緑で散策に繰り出したくなる季節である。東京近郊でハイキングしながらお手軽に新緑を楽しむ場所として高尾山がある。東京都八王子市にある標高500mほどの山だ。

 実は、毎日研究室から目の前に「高尾山」を眺めている。

 と聞くと「おや?」と思われるかもしれない。この高尾山は上に書いた八王子の高尾山とは別の山で横浜市緑区の高尾山である。下の地図を見てもらおう。東工大すずかけ台キャンパスに隣接して「高尾山」があるのだ。この地図の「東京工業大(文)」と書いてあるあたりがラボ(B棟)だが、そこからたぶん直線距離で200mも離れていない。毎日窓から真ん前に見える。


 ほとんど知られていないが、実は横浜市緑区の「最高峰」!

と言っても標高はちょうど100mほどらしく、10階にある私たちの研究室とほぼ同じくらいの高さ。キャンパス内の20階建ての高層棟(J2棟)からは「高尾山」を真下に見下ろすことになる。 下の写真は部屋の窓から毎日見ている風景だ。



グーグルで「高尾山 横浜」などと検索するとウィキペディア情報に加えて、「ハイキング」した人の旅行記なども出てくる。「山頂」付近にはちょっとした神社の社や菜園もある。

 などと書きながら実はまだ「登頂」したことはない。みなさんは近くにお越しの際にぜひ「登頂」を。山頂から東工大に向かって手を振るとこちらからたぶん見えます。


2013/04/14

キューブ型パズルかと思いきや・・・

 これまでいろいろと立体的なパズルを紹介してきた。今回のも最初はそう見えるかもしれない。


   ところが、こいつはキューブボット(CUBEBOT)という木製オモチャでカタチを変えると「ロボット」に変身してくれる。







ユーモラスな表情でいろんな姿勢を取ることができる楽しいオモチャだ。大手文具屋のマイナーな一角にて息子が見つけて教えてくれた。
この例に限らず、最近では自分で見つけずとも紹介してくれたりするのがうれしい。

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追記
1)その後調べると、このオモチャはMOMAのミュージアムショップ取り扱いだそうで、なるほどであった。作者のDavid Weeksのサイトには他にも美しいモノがいっぱいだ。

2)「cubebot」でグーグル画像検索すると(→こちら)、「ロボット」のさまざまな体勢をさらに楽しめる。